【2022年度版】Shopifyのプラン毎の違い、選び方を解説します
2009年に入社してから現在までに、商品登録、ページ作成、広告、SEO等幅広い分野を経験。その経験を生かし、また急激に成長しているShopifyに将来性を感じ、Shopifyでのショッピングサイト制作事業を展開している。
はじめに
2017年にカナダから日本に本格参入したECサイト構築プラットフォーム「Shopify(ショッピファイ)」が国内の2020年における流通総額が、新規出店者数も同228%増となり、世界ではNo.1のシェア率を誇るECプラットフォームです。2017年に日本法人ができて数年のShopifyですが、国内でも急速に普及しておりすでに多くの事例が存在しています。
本記事では現在Shopifyを検討されている方や、Shopifyの導入は決定しているけれどどのプランにすれば良いのかわからない・・・という方に向けてなるべくわかりやすく簡潔に説明していますので参考にしてください。
プランの種類
Shopifyには主に「ベーシックプラン」「スタンダードプラン」「プレミアムプラン」の3つが用意されています。
その他にもカートボタンを自身のブログ等に設置できて月額費用が最も安い「スタータープラン」と唯一決済画面をカスタマイズできるものの月額費用が高額な最上位プランの「Shopify plus」があります。
Shopifyの各プラン比較表
ベーシック | スタンダード | プレミアム | |
月額費用(ドル) | $25 | $69 | $299 |
アカウント数 | 2 | 5 | 15 |
レポート ※1 | ◯ | ◯ | ◯ |
Eコマース オートメーション ※2 |
◯ | ◯ | ◯ |
クレジットカード 手数料(日本) |
3.4% | 3.3% | 3.25% |
クレジットカード 手数料(海外) |
3.9% | 3.85% | 3.8% |
クレジットカード 手数料(JCB) |
3.9% | 3.85% | 3.8% |
※1.プランによって閲覧できるレポートが異なります。詳しくはコチラの比較ページをご確認ください。
※2.Eコマースオートメーション(ShopifyFlow)とは、ECサイトを運用する中で発生する日常的なタスクの多くを自動化することができるShopifyアプリの一つです。詳しくはこちらのページでご確認ください。
Shopifyの各プランの特徴
ベーシックプラン
月額25ドルで始めることができる最も安価なプランです。ECサイトを運営する上で最低限必要な機能を備えておりカスタマイズも可能なので、これからネットショップを始める方にオススメのプランです。
ベーシックプランでは集客レポート、マーケティングレポートなど基本的なサイト分析を行う事ができます。
スタンダードプラン
月額69ドルの最もスタンダードなプランです。ベーシックプランのすべての機能に加えて、スタンダードプランではさらに注文レポート、販売レポート、POS販売レポート、利益レポート、お客様レポートをできます。
プレミアムプラン
月額299ドルと費用はかかりますが、クレジットカード手数料は上記2つのプランと比較すると最も安く、さらに細かい顧客分析等が可能になる上位のプランです。ベーシックプラン、スタンダードプランのすべての機能に加えて、プレミアムプランではレポートの内容をカスタマイズできる「カスタムレポート」の作成が可能となっているのが大きな特徴です。
Shopifyのプランの選び方
基本的にショッピングサイトの売上の規模が大きくなるにつれて上位のプランへの移行をオススメします。
プランの変更はいつでも可能である為、まずはベーシックプランでスタートし、月の売上が500~600万円程度を目安にスタンダードプランへの切り替えを検討し、プレミアムプランへの切り替えは月の売上が5000万~6000万程度を目安に検討するのが良いでしょう。ただし、欲しい機能がベーシックプランではない場合はより上位のプランを選ぶ必要があります。
まとめ
今回はShopifyの各プラン毎の違いや、特徴、選び方について書いてみました。
ベーシックプランでも必要十分な機能が備わっていますが、上位のプランに変更する事でさらに出来る事も増えますので、自社サイトの目的や売上規模に応じて最適なプランを選ぶようにしましょう。